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2016年7月 4日
北海道網走市のデモ洗浄

研究会会員の㈱TMS工業(渡邊仁社長)は6月17日、網走市で地元の㈲リンクの協力をいただき、アイスピグのデモ洗浄を行いました。現場は網走国定公園内のサイクリングロードに面した一帯です。洗浄対象は管径150mmの鋳鉄管で、延長は1.2kmの下水圧送管(マンホールポンプ)でした。網走市水道部下水道課は「マンホールポンプの長期間使用により管壁に夾雑物(スカム・油)が付着又は堆積している可能性があり流量低下を起こしている。その為、上流部分は250m毎に点検口を設置し高圧洗浄を実施してきたが、マンホールポンプを長時間停止できないので、長距離を短時間で洗浄できるアイスピグを試すことにした。」とのことです。

当日は網走市に隣接する大空町と北見市の下水道担当者も駆けつけ、洗浄作業を熱心に見学していました。まず、注入口でアイスシャーベットを手に取って確認した後、1.2km先の回収口へ移動してアイスシャーベットの到着を待ちました。約40分後、回収口に設置された透明アクリルパイプに真っ黒になったアイスシャーベットが到着し、約1時間で洗浄作業が完了しました。

6月13日には旭川市でアイスピグ洗浄が行われており、今回の網走市が北海道での2例目となりました。

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