工法紹介
アイスピグ管内洗浄工法とは、イギリスのブリストル大学で発明された圧力管路を洗浄する特許工法です。特殊アイスシャーベットはSIS(特殊アイスシャーベット)製造機によってFPD(氷点降下剤)を添加した水から造られるアイススラリーです。
特殊アイスシャーベットは氷(固形物)の割合が多いので、管内面の汚れを擦り取る能力に優れ、また管内に堆積する砂や石などの夾雑物をシャーベット内に包み込んで運び、管外に排出することができます。
工法の適用条件
- 圧力管路であれば洗浄する管の種類は問いません。
※自然流下管については、ご相談ください。 - 適用口径は50mm以上、500mm以下。(現時点の製氷能力より500mmを超える場合は、検討を要します。)
- 洗浄延長最大2㎞以内。(管の種類、口径によります。)
- 管路に特殊アイスシャーベットを注入、排出するための空気弁や消火栓などの設備があること。
- 洗浄圧力は0.2MPa以上。(上限は管路の状況によります。)
- SIS輸送時間および注入時間の合計が、原則4時間以内であること。
- 注入口、回収口の高低差は80m以内。
特長
- 管内の赤さびや夾雑物をソフトに洗浄、管壁を傷めません。老朽化した管路でも安全性の高い工法です。
- 従来除去できなかった伏越部に溜まった夾雑物も管外へ排出することができます。
- 使用する特殊アイスシャーベットは水と人体に無害なFPDを材料としており、人体に無害で環境にやさしい工法です。
- 従来のピグ工法と異なり詰まることがありません。また口径の変化や曲がりにも追従して、管内をくまなく洗浄できます。
- 作業時間が短く、一度に長い距離を洗浄することができるので断水時間を短くできます。
- 従来工法のように洗浄後に夾雑物が残りませんので、ウォーターフラッシング時間が短く水の使用量を節約できます。
作業の流れ
動画で紹介
各作業の流れを動画で紹介します(各項目をクリックすると、動画がご覧になれます)
工法の使用機材
SIS製造機
SIS(特殊アイスシャーベット)の製造機で製氷装置と貯氷タンクからなります。
水とFPD(氷点降下剤)を調合し特殊アイスシャーベット(アイススラリー)を製造、貯蔵します。
特殊アイスシャーベットは、専用デリバリーユニット車に積み替えて洗浄現場に輸送します。
専用デリバリーユニット車
特殊アイスシャーベットの輸送時の品質を保つために、保冷機能と攪拌機が装備されたタンクと、特殊アイスシャーベットを管内に注入するポンプを搭載した特殊車両です。
2.2トンの特殊アイスシャーベットを積載することができます。
FAS(水質監視機)
FASはアイスピグの回収口で水温、圧力、流量、電気伝導度、濁度を測定する装置で、洗浄の状況(アイスピグの到達など)や水質の改善度合いをモニタリングする装置です。
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