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2014年4月16日
鳥取市で下水圧送管の洗浄を行いました

鳥取市環境下水道部様が所管する葛谷処理場下水圧送管の洗浄に、アイスピグ管内洗浄工法が採用されました。今回対象となったのは全長2kmの管路の内伏せ越し部のある200mの区間と(塩ビ管100mmで2系列)、その上流側の400mの区間(塩ビ管100mmで1系列)。ポンプでの圧送流量が年々低下していることから、管内汚れの蓄積や夾雑物の堆積が懸念される状態でした。この処理区域の包括民間委託を受託している因幡環境整備㈱が様々な洗浄工法を検討した結果、アイスピグ管内洗浄工法を提案し採用されました。(洗浄作業は1次下請の東亜グラウト工業㈱が担当)

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 洗浄は3月18、19、20日の3日間行われ、19日は鳥取市環境下水道部様はじめ近隣自治体の上水、下水の担当者様、コンサルティング会社様など33名が洗浄の実施状況を見学されました。洗浄管路のアイスピグ回収口には透明な管が設置され、管内の汚れを含み濁ったアイスピグが排出される様子が観察されました。回収されたアイスシャーベットには多量の油分が確認されました。

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 今回の洗浄は管路全体の一部分でしたが、ポンプ圧送流量の改善が観られました。今後管路全体を洗浄した上で流量改善の効果をみたいと思います。

 

 

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